2020年1月に「ハローワークインターネットサービス」がリニューアルし、ますます有効的に活用できる様になったハローワーク。掲載も無料なので、活用している方も多いのではないでしょうか。
しかし、利用している事業者が多いだけに、成果に繋げるのが少々難しい場合もございます。
今回はライバル会社と差をつけるための、ハローワークの活用術をご紹介します!
効果があるハローワーク求人票とは?書き方・コツ
求人票を「とりあえず埋める」だけでは不十分。
事実を羅列するだけでなく、「自社で働く魅力」を求人票内で伝えなければなりません。
ハローワークの求人票の中でも、特に見られており、「魅力」を伝えられる重要な項目をご紹介いたします。
求職者は求人票のココを見ている!特に重要な5つを紹介
①「仕事内容」
②「その他の手当等付記事項」
③「事業所からのメッセージ」
④「求人に関する特記事項」
⑤ 掲載画像
①「仕事内容」

求職者から最も見られている項目で、最大360文字掲載できます。
仕事の内容を羅列するだけでなく、なるべく文字数いっぱいまでつかって魅力づけしましょう!
②「その他の手当等付記事項」

最大150文字掲載できます。
条件に合致する人によっては嬉しい手当を、こちらに記載しましょう。
「特にそのような手当を設けていない…」という場合は、ここに社員の「月収例」を記載することもできます!
③「事業所からのメッセージ」

最大600文字掲載できます。
ありきたりなメッセージだけだと求職者にとって魅力がありません。自社ならではのことや、会社の魅力などについて、必ず具体的に言及しましょう。
※「事業所からのメッセージ」は、求人票には記載されません。ハローワークの端末から閲覧するか、ハローワークインターネットサービスでしか閲覧することができない項目です。
④「求人に関する特記事項」

2020年のリニューアル時に追加された項目で、最大600文字掲載できます。
そもそも、求人票は隅々まで見てもらえるとは限らないもの。
そのため、この項目で「推したいポイント」をまとめて記載し、求職者を惹きつけましょう。
⑤ 掲載画像

画像があると、一気に求人票の価値が上がります。必ず掲載しましょう!
社員の顔が写っており、楽しそうなものが最適です。
最大10枚まで掲載でき、一枚につき30文字まで説明文をつけることも出来ます。
その他気を付けるべきこと
「ハローワークからの紹介状が必要」はなるべく避ける
ハローワークインターネットサービスでは、スマートフォンから応募できるようになりました。
この文言があることで、ハローワークに足を運ぶ必要が生じるため、応募ハードルも高くなります。
応募を増やすことを最優先とするのであれば、オンライン自主応募の受付を「可」とし、紹介状も不要としましょう。
その方が、求職者側も応募しやすくなります。
時間が要相談で決定する場合は事例を記載
就業時間は必ず記載しなければなりませんが、パート募集などで、時間を要相談で決定できる場合もありますよね。
その場合、事例を記載しておけば、求職者がイメージしやすくなるでしょう。
良い会社づくりが何よりも大切
いかがでしたか。
求職者に良い印象を持ってもらえるように、いろいろ工夫してみることが大切です。
ポイントとなる箇所を充実させ、ハローワークで「応募が来やすい求人票」にしましょう。

ただし、実際に無いことを書いても、何の意味もありません。
入社後にギャップを感じてしまうと、離職の原因になってしまいます。
効果のある採用の第一歩は、「良い会社づくり」から。
これを忘れず、長期的に採用活動に取り組みましょう。

