企業の採用・求人担当者の皆様は、日々応募につながる内容を模索していらっしゃるのではないでしょうか。
求人票作成のノウハウはいくつかありますが、実は「社員インタビュー」が、求職者にとって大事な項目でもあるのです。
今回は社員インタビューの効果が高い理由と、載せるべきインタビュー項目を解説いたします。
求人ページや求人票に社員インタビュー を載せるべき理由
求職者の立場になって考えてみましょう。
自分が求める条件と合っていることは勿論、その会社ならではの魅力があることも大事です。
しかし、求人票には何とでも記載が可能なため、「実際に入社してみないと分からない」というのは、求職者の悩みの1つなのではないでしょうか。

それを解決するのが「社員インタビュー」なのです。
「社員」=「元求職者」である
本来であれば求職者は条件と共に、リアルな会社の内部の状態を知り、検討をしたいはず。
会社目線できれいな言葉を並べるばかりの求人票より、元求職者目線からの社員の言葉は、求職者が本当に聞きたい声であり、確実に刺さる内容です。

求職者の興味を引き、この会社に入社したいと感じさせるには、社員インタビューの掲載は大変効果的です。
効果がある社員インタビューの項目例

では、一体どんなインタビュー内容が求職者に刺さるのでしょうか。
「求職者の知りたい情報」として、代表的な質問例をご紹介します。
- プロフィール
- 入社のきっかけ
- 一日のスケジュールや具体的な仕事内容
- 会社の雰囲気
- 仕事のやりがい
- 今後やりたいこと、目標など
- プライベートの過ごし方
ここで大事なのは、「リアルな声」です。
インタビューを受ける社員は取り繕わず、正直な理由・気持ちで回答しましょう。
ここでありふれた言葉や綺麗事を並べていたら、社員インタビューの意味がありません。
社員インタビューのメリット

■会社としての信用度を高める
人は情報の発信元がわかると、その情報をより信用するようになります。
社員のリアルな声を届けることで、情報の発信源が誰であるか明確化されるため、信用度が高まるのです。
■入社後のイメージを伝えられる
せっかく人材を採用しても
「自分の思い描いていた会社とは少し違った」
と、早々に退職してしまうことも、よく聞く話。
社員インタビューがあれば、イメージをより具体的に持ってもらえて、入社後に大きなギャップが生まれることもないでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
何といっても現場の声を「リアル」に届けられることが武器の「社員インタビュー」。
会社が一方的に情報を伝えるだけでは、求職者の不安は解消されません。
採用・求人担当者の皆様は、自社で働く社員の本音に着目し、採用活動に生かしてみてください。


